「薬機法改正に関する意見書」公表
2019-03-12
薬害オンブズパースン会議は、本日、「薬機法改正に関する意見書」を公表しました。
厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会による「薬機法等制度改正に関するとりまとめ」が2018年12月25日公表され、厚生労働省は、このとりまとめに基づき,通常国会で薬機法の 改正を行うことをめざしています。
今回の改正では、承認制度の重大な例外である条件付き早期承認制度の導入が予定されています。
当会議では、この点も含め特に問題が大きいと判断した問題点2点に絞って意見書を公表しました。
1 条件付き早期承認制度について
制度の内容についての十分な検討が行われておらず、現行制度の問題点の見直しがなされていない条件付き早期承認制度の法制化に反対する。
2 広告規制について
「医薬品等広告の3要件」に該当するもののみを「広告」と定義して薬機法の広告等の規制の対象とすることを見直すべきである。
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- 「薬機法改正に関する意見書」(347 KB)