「『患者申出療養』に関する見解」を公表
2015-04-23
2015年4月23日、薬害オンブズパースン会議は「患者申出療養」に関する見解を公表しました。
この見解では、厚生労働省が創設を予定している「患者申出療養」制度について、薬害防止と患者の権利擁護の観点から、以下の点を述べています。
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1 未承認薬の使用を認める制度に関する基本的考え方
2 患者申出療養(仮称)への疑問と問題点
1)例外措置にふさわしい対象患者の限定はあるか
2)このシステムで安全性・有効性のチェックは本当に可能なのか
3)エビデンスの質の確保や利益相反の管理はできるのか
4)「患者申出」によるとあるが、誘導ではない本当の意味でのインフォームド・コンセントは可能か
5)薬害を予防し、事後検証できるシステムとなっているか
6)将来の承認への道筋はついているか
7)未承認薬の適正な価格決定への手立ては明確になっているか
3 まとめ
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詳細は、以下の「関連資料・リンク等」欄の「『患者申出療養』に関する見解」をご覧ください。
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- 「患者申出療養」に関する見解(145 KB)