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シンポジウム「医薬品の安全性と製薬企業のマーケティング」のご案内

2010-05-10

 薬害オンブズパースン会議は、昨年9月、抗うつ剤パキシルが胎児に及ぼす危険性について添付文書の改訂などを求める要望書を、厚労大臣及びグラクソ・スミスクライン社に対して提出しました。パキシルの問題は、医薬品の安全性と製薬企業のマーケティングのあり方について本質的な問題を提起しています。
 薬害防止に何が必要なのか?薬害肝炎検証再発防止委員会最終提言や、本年夏に結審を迎える薬害イレッサ訴訟も視野に入れながら、米国の訴訟でパキシルの危険性について証言した2名の医師を招き、議論します(同時通訳付き、事前申込みは不要)。

日 時  2010年6月5日(土)13時〜17時
会 場  女性と仕事の未来館
     JR田町駅徒歩3分、都営地下鉄三田駅徒歩1分
参加費  無料

 <プログラム>
  第1部 基調講演
       パキシルへの転向−日本を、そして女性を−
            デービッド・ヒーリー(英国)
       ブロークン・ハート−妊娠中のSSRI
            デレリー・マンギン(ニュージーランド)

  第2部 特別報告
      日本における医薬品をめぐる現状    
      −薬害イレッサ事件−       関口 正人
      −薬害肝炎検証再発防止委員会− 水口真寿美

  第3部 パネルディスカッション
      抗うつ剤SSRIをめぐる諸問題と薬害防止


主 催  薬害オンブズパースン会議
     薬害対策弁護士連絡会
     医薬品・治療研究会(TIP正しい治療と薬の情報)
     NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)