No.27 (2007-08-01)
鈴木利廣(代表)弁護士・東京HIV訴訟原告弁護団
医薬品評価をゆがめている、製薬企業のマーケティング戦略と医学専門家との利益相反への警告に、こだわり続けたい。
片平洌彦(副代表)大学教員
イレッサとタミフルの使用継続は、「薬害の未然防止、薬害根絶」を目的とする本会にとって、存在意義にかかわる問題と思います。十分取り組めなかったことを反省し、共に「ペンで闘う」努力等を重ねたいと思います。
別府宏圀(副代表)医師・「正しい治療と薬の情報」編集長
薬の効果と安全性については、製薬会社も医療現場も評価が甘くなりがち。健全な懐疑心を持ち続けよう。
水口真寿美(事務局長)弁護士・東京HIV訴訟原告弁護団
「科学の外観をまとったグローバルビジネス」に「異議!」を唱える仲間の輪を広げていきたいと思います。
浜 六郎 医師・EBMビジランス研究所所長
今も使われる危ない薬、薬を過剰に使わせるガイドラインを徹底的にチェック。本物の
情報を発信し続けます。
小沢木理 メッセージプロモーター・患者の権利法をつくる会常任世話人
市民にこそ問題薬と薬害生産のしくみの真相をしっかり伝え、市民のチェック力を高める応援をしたいと思います。
宮地典子 薬剤師
無意味な薬を使わされていませんか?薬を厳しく見極める目を養いましょう。そのための情報発信に努力します。
太田吉泰 消費者問題研究家
薬を売るために病気はつくられている―この実態を多くの人に知ってほしいと思います。
関口正人 弁護士
消費者の過剰な健康志向に便乗した無批判なマスコミを通じて、製薬会社と懇ろな専門医が新たな『治療』を推奨する。強固な『四角関係』に風穴を。
八重ゆかり 薬剤師
少しでも効果が期待されるなら薬はたくさんあればあるほどいいものか? 薬害の歴史を振り返り、今一度考え直す必要があると思います。
加藤純二 医師
医療現場と会議での勉強のギャップの大きさに悩むこともありますが、それが大切と思っています。
寺岡章雄 薬剤師
専門家がその社会的役割をしっかりと果たすことが求められています。個別のくすりの問題、制度問題の両面で、より根拠のはっきりとした情報を発信できるよう、努力を重ねたいと思います。
櫻井民子 元大学教員
夢は巧みに作られ売られるが故に、熱い期待をよせたとたんに往々にして悪夢となる。
「夢の新薬」には御用心、御用心。
増山ゆかり いしずえ理事・薬害サリドマイドの被害者
患者のための医療とは何か、医療の安全性は何処にあるのか。医療問題は多くを語っています。
野田邦子 薬剤師
巨財にものを言わせた巧妙で強力なマインドコントロール"メディカリゼーション"石をも穿つ点滴になればと。
中川素充 弁護士
迅速承認、利益相反、メディカリゼーション・・・。医薬品の現在を監視し、提言し、広く活動を伝える。それより私の起案の迅速化!?
三浦五郎 薬剤師
有効性、安全性、経済性などからその薬(物質)がこの世の中に必要なのかどうかを評価する事、この事に薬剤師が積極的に関わっていかないと薬剤師としての存在価値が無いと思っています。
小林信子 薬剤師・精神医療コーディネーター
精神障害者の権利擁護者の経験を生かし、今度は薬剤師として医療利用者の真の権利保障に取り組みたいものです。